JAPANTEX2015に行ってきました!
JAPANTEX2015
今年、第34回目を迎えたJAPAN TEX2015。
インテリアを対象としたこのイベントは東京ビックサイトにて、2015年11月18日~20日まで開催されています。
そのコンセプトは「上質なインテリアに囲まれる暮らしは、何物にも代えがたい。」そんなインテリアデザインやコーディネートを可能とする素材を提案するという主旨です。
会場にはなんと、昨年を大きく上回る252社・650小間(昨年207社・500小間)が出展し、国内外のインテリアトレンドを一度に見ることができます。
あいにくの空模様の中でしたが、国際展示場駅からはすでにたくさんの人であふれかえり、会場へ近づくにつれ増えていく人の多さにダイナミックで圧倒されました。
さて、このイベントの特徴をちょっとご紹介。
それは、良い商品が会場価格で購入できることです♪
例えば、私が大好きな絨毯のブランド。
ギャッベ!
ギャッベとは?
イランの遊牧民であるカシュガイ族の女性達が羊毛で織る草木染の絨毯をギャッベ(ギャベ)と呼びます。
主にペルシャ風とインド風の2種類がありますが、どちらも手織り100%のこの商品は物持ち・色持ちがよく、分厚く、美しい折り目を持っているので家庭用として人気です。細いウールを素材にして手織りしたギャッベは、分厚いので肌触りがリッチで最高。
そしてデザインの特徴は、細かく小さな模様が、ところどころ入っているところです。一見控えめの模様ですが、どんな部屋やシーンにもコーディネートしやすく使い勝手が良いと好評です。
商品ラインナップ
主にカーペットが中心に生産されています。
その他は玄関マット、クッションカバーなどの商品ラインナップがあります。
遊牧民であるからこそ。
広大な大自然と共に暮らし、その環境と共存しなくてはならない。それに適応すべく・・、暑い夏には湿度を吸って毛はしっとり。乾燥した寒い冬には、ふんわりと暖かな肌触りとなるギャッベ。
私がギャッベにハマった理由はそんなストーリーがあるからです♪
鮮やかな色彩は草木や虫から採る天然染料の異なる植物を煮て摘出した煮汁の色で、その中に紡いだ毛糸を入れて煮ます。すごくないですか!?
100%天然素材・・、100%人の手作業、手織りなんです!!!
このなめらかな仕上がりも、元はとって~も細い毛糸から作っています・・・。会場では制作のデモストレーションがあり、現地の方の作業が、わたしの手の届く距離で見れるなんて感動~!!
こちらのブースでは販売も行っていました。
お店で買うと、ウン万円する品。それが会場特別価格でウン千円代で買えてしまうんです。すっごくお得!
さてさて。
思う存分ギャッベを楽しんだので他の展示ブースにもお邪魔しました。その中でもわたし胸をときめかせたのは全国高等学校インテリア科教育研究会のブースです。
全国高等学校インテリア科教育研究会とは?
インテリア科および、これに準ずる全国の学科(インテリア科、工芸科など)を設置している高等学校が集まり「インテリア科教育について」の振興を図ることを目的として結成された研究会です。
二年に一度、加盟校や賛助会員が集まり、日々の研究成果を発表しているそうで、今回このJAPANTEX2015に登場したそうです。つまり、未来のインテリアデザイナー、コーディネーター、建築家に空間デザイナーの卵たちの作品が一挙に見れるわけです。
今回、こちらのブースでは第9回高校生ものデザインコンテストが開催されてました。クラフト部門、インテリアデザイン部門に分かれ、審査や表彰が終わった結果を展示してありました。
審査基準を見てみると、表現能力・テーマへの創造性・プレゼンテーション能力ということで、高校生という若さで本格出来にプロさながらな作品が一堂に並んでいました!
気づくと、 入場して2時間半が経過していました。
すきなものに夢中になると、時間は本当にあっという間にすぎますね!笑
会場を隅々まで歩いていると、基調講演が聴けるブースを見つけました。ちょうど開催されていたので、こちらもお邪魔しました。一部内容をお伝えします。
【基調講演】スターバックスコーヒーの店舗デザイン
スターバックスは現在、日本に1,000以上も店舗があるビック企業です。きっと、このお店の名前を知らない人を探すことは極めて困難なほど有名なコーヒー店なのではないでしょうか。
こちらはチェーン店のように全国展開されていますが、その内装は地域の特性に応じた、空間インテリアを創造し、お客様へ魅力を伝えているようです。なんと、一つたりとも内装が同じデザインは存在しないそうですよ!!
照明ひとつに関しても、店舗ごとに地域性・居心地を追及してこだわりをもって選ばれています。それは床や壁紙、天井とて同じだそうです。
普段何気なく利用していた私にとっては驚きの事実。
人々から人気があり、愛される理由はやっぱり何かしらのこだわりがあるんですね。
以上、一部ですがJAPANTEX2015のレポートをお届けしました☆