かくれ文字絵作家のアトリエカフェ、かくれんぼ。
アトリエカフェってすてき!
芸術の秋です。美術館に行くのもいいけど、行き過ぎると入場料とか地味に痛いので・・、今年のわたしのブームは「アトリエカフェ」へ行くことです。ここなら、自分のすきなカフェメニューを選んで、あとはのんびりとアートをたのしむことができます。運がいいと、作者の方が在廊していて、作品を作った経緯や思いを聞くこともできちゃいます。
そんな魅力的なアトリエカフェに週末に出かけてきました。
今回は、神奈川県小田原市の富水駅から徒歩5分にあるアトリエ「かくれんぼ」という素敵な和風カフェです。
一見、外装は普通の住宅と変わりないので看板を見つけないと見逃してしまうかもしれません。駐車場は3台分ありますが、満車なことが多いので行くときは一報入れるか、朝早く行くとよいと思います。
店内は、インテリア空間が重視されており、窓が大きくて明るいこと。そこから中庭の木々も見えてとてもゆとりのある造りでした。また、お隣さんとのテーブルの距離も広くとってあり、カフェなのにプライベート空間を上手に演出していました。
席の種類はテーブル席、和座席、カウンター席の三種類です。
あ、こちらのアトリエカフェの作家さんのご紹介をするのを忘れていました!
かくれ文字絵作家、小林真澄さんとは
学校教員だった小林さん。
2008年に3月に自分の原点に戻って創作活動を再開するために退職を決意。その後、2009年春に、かくれ文字絵作家としてプロデビュー。日本画特技作家(芸術家年鑑)へ登録。
ここから小林さんの活動が大きく羽ばたきます。
2015年3月現在、個展開催数15回。国内をはじめ、イタリアなどの海外の企画展等で受賞多数。日本を代表する現代アーティストの一人として、国内外で活躍中。イタリアのミラノ博にも招待されるほどのビックアーティストです。
かくれ文字絵作家のの小林真澄さんという女性が、こちらのアーティストでありアトリエをもってらっしゃいます。しかし、「かくれ文字絵作家」という言葉をはじめて聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。わたしも小林さんに出会うまで知らなかった言葉です。
かくれ文字絵とは?
日本画特技作家(芸術家年鑑)に認定されている特許技法です。文字をおもしろくくずし、その文字で絵を描く技法です。
例えば、文字だけで「似顔絵」や「笑顔の絵」「そのものの絵」「風景画」など、世界唯一無比の新たなアート表現を展開していらっしゃいます。現在、小林さんが日本で・・、世界でただ一人の認定者だそうです。
そんな素晴らしい作品が、カフェで拝見できるなんてほんとすごい。しかも得した気分になります。笑
こちらのカフェはご家族経営で、メニューを考案したり珈琲を淹れてくれたりとても微笑ましい♪味もほんとうにおいしい!
アトリエカフェ、くせになりそうです。