なぜか窮屈に感じる!?もしかしてそのレイアウトの動線が原因かも
お気に入りのインテリアを揃えたのになぜか窮屈に感じる!?
お部屋のコーディネートに素敵なものを選んで、素敵な配置をしてこれで居心地いい空間になったはず。そう思ったのに、なぜか窮屈で過ごしにくく感じることってありませんか?
色々悩んでサイズも色もデザインもベストな家具を買ったのに何で!?もしかしたら、それは「動線」の確保ができていないことが原因かもしれません。
そもそも「動線」っていったいなんでしょうか
動線とは
飲食店をやられている方は意識したことがあるかもしれませんが、人が通るところを「動線」と呼びます。
どんなに広く通るスペースを作っても大回りになったり、逆に直接目的地にいけるけれども狭くて横向きにしか通れない、よく通る場所が狭くて通りづらくあまり通らないところが広くなっていたり。動線は、その空間をどのように使うかによってそれぞれですが、居心地の良い空間には移動しやすい「動線」をしっかり確保されているものです。
お部屋は眺めて楽しむこともありますが、そもそも人が生活をする場所。だから、生活のしやすい空間作りが欠かせないポイントになってきます。
人が通る動線
一般的に人が通る時に必要なスペースは次のように言われています。
正面を向いて通るのに必要なスペース:55~60cm
横を向いて通るのに必要なスペース:45cm
人がすれ違うのに必要なスペース:110~120xm
また、移動以外にもスペースを確保する上で忘れてはいけない場所もあります。
人とインテリアの動線
イスを引いたときに後ろの壁にぶつからずに座る・立つ動作に必要なスペース:60cm
テレビと視線の距離(目が疲れない距離):130cm
ソファーからテーブルまでの距離:30cm
ソファーからテーブルまでの距離(ローソファー):40cm
扉または引き出しを正面に立って使用するのに必要なスペース:70cm~
お部屋にいるときの動線
家具がお部屋を閉める割合は、お部屋全体の1/3ほどが理想といわれていますが、よっぽど物が少ないかお部屋が広くないとなかなか難しいですよね。なので、あまり使わない導線は横向きで歩くけどよく通る部分はすれ違えるくらい広く取るなど生活に合わせて導線を意識してインテリアを配置すると窮屈に感じず居心地が良く感じられます。
模様替えや新しくインテリアを購入する際はぜひ「動線」の確保をしてみてください。すごしやすいお部屋に変わりますよ。